2005年11月22日(火)21:30〜23:24 【日本テレビ】

原作・脚本:鎌田敏夫
監督:猪崎宣昭

出演:椎名桔平、本上まなみ、ヘヨン
-潜入レポby.Kumada特派員-

台本

メイク中*
韓国セレブという設定なので、ホットカーラーで髪を巻いて
セットします。
 

メイク中2!
マスカラはご自分で!
 

アクセサリーを選んでいるところ。*
その日の動きや、設定を考えて、イヤリングとブローチを選びます。
 
1番左の、紺色のTシャツに白のパンツ姿の人。
この方が、娘役のヘヨンさんです。
Toshieさんはヘヨンさんに
「初めまして根岸季衣です。宜しくお願いします」と
韓国語でご挨拶!
それを聞いたスタッフが目を丸くして驚いていました。
だって、いきなりスラスラ〜っと喋ったんですもん!
極普通の会話でした。
物凄く自然な韓国語に聴こえました。
さすが、Toshieさん!
ガッツリ決めてくれます。
 
まだセッティングの続く現場。
まず、役者さんの動きやカメラワークなどを段取りします。

その合間に、韓国語指導の智恵さんにセリフの発音を確認しているトコロ
インナーとジャケットのみ衣裳で、Gパンはまだ私服。
智恵さんは苗字も崔(チェ)さん、お名前も智恵(チエ)さん!
可愛いお名前です。
このシーンは<韓国の人が、日本語を話す>と言う設定。
韓国語風日本語というのでしょうか。。。
韓国語を覚えるのより、難しそうです。
けど、さすが!
韓国語指導の智恵さんも「凄い!」と褒めていました。
 

メイクを直して、いざ、現場へ。。。
韓国セレブの出来上がりです!
 
1シーン、撮り終わって、別のシーンの撮影です。
いよいよ、チョゴリを着ます。
こんな機会は滅多に無いので
着替え中の衣裳部屋にお邪魔しちゃいました。
せっかくなので着付け順にご紹介します。
この、チョゴリは、Toshieさんのサイズで作ったオーダー!
細かい採寸をして作ったんだそうです。
Toshieさん曰く
「色も選ばせてもらっちゃったの(^^)」

まずは、パニエを穿きました。
ウェディングドレスや鹿鳴館調のドレス等を着る時に
スカートを膨らます為に下に穿く、段々になったスカートのような物です。
で、その上からシミ-ズのようなノースリーブの下着を着ます。
子供の頃、夏になるとこんな白いワンピース着たなぁ〜
なんて、ちょっと懐かしんでしまいました。
 
 

長袖の下着を着けます。 着物で言うと、肌襦袢、と言ったところでしょうか。(*)
 

スカート。。?
けど、そんなカンジ
かなり上の方から着るんですね。。。
巻きスカートのようになっていて、後ろから紐を前に回して。。。
胸のあたりで結びます。
ちょっと、袴を着ているようなカンジです。
シルク素材なので、張りと光沢があってとても綺麗です。
 
  

ボレロのような上着を着ます。
今流行のショート丈の上着のようですね!
少し青味がかったピンク。
その昔、大流行したサンローランの口紅の色にも
こんなカンジのヒューシャピンクっていう色がありましたよね?
セレブなカンジです。
 

ボタンは無く、リボンで留めます。
喋リボンではなく、
片方だけが輪になっている片リボン。
素材がシルクなので、輪の部分がふんわり脹らんで可愛いです。
 
m靴

見えないけど、靴もメチャクチャ可愛い!
白い合皮の地に、いろんな色で刺繍が施してあって
つま先がツンと上を向いています。
小人さんの靴みたいで可愛い!
森の木陰でドンジャラホイッ!なカンジです。
この靴にGパンでも、可愛いと思うぅ〜。
靴下のような白い履物。
これもれっきとした下着なんですよ!
まさに、足袋のようです。
 

チョゴリ姿のできあがりです!
いかがですか?
韓国セレブでしょ?
  

せっかくだから、座りポーズも撮ってみました。
ううぅ〜ん貴婦人!
 
 

俯瞰で撮った方が良いと言われ、その気になる私達。
 

お出番までに、少し時間があったので
韓国語の発音の確認をします。
 
チョゴリ衣裳で1シーン撮って、今日の撮影は終わりでした。
 

出番が終わって、私服に着替えてから、またもセリフの確認です。
MDに先生の発音を録音していつでも聞けるように。。。
韓国語って、発音が物凄く難しいんですね。
同じ「ん」でも<n>と<ng><m>と3種類の発音の仕方があるんですって!
いっやぁ〜、こりゃ大変です。
でも、先生から「音を聞き分ける耳の良さ」を褒められていました。
Toshieさんの台本には
韓国語の横に、言葉の意味や、発音時の注意など
沢山のメモが書き込まれていました。
方言や外国語を話すだけでも大変なのに
その上、お芝居もするんですから、役者さんって凄いです。

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