![]() カラー・オブ・ハートの感想は、既に前枠で書いてありますが、またまたミーハー追記です。 観た当時は、まだファンではなかったポール・ウォーカーくん視点で再度みなおしてみました。 ついでに、前回の感想を書いてから、某掲示板で話題になった、なぜモノクロからカラー化したのか?という定義についても考えてみました。 その時は、感情がカラー化に影響する。という話しだったのですが、んじゃ、なんで感情を吐露した暴徒たちはカラー化しない?ってな話題になっておりました。 ****思いっきし最初から最後までネタバレなので、観てない方はご注意を~ ポールは、モノクロの世界、プレザントヴィルで、リース・ウィザースプーン演じるメアリー・スーの恋人として登場。 オープンカーにのって、王子様登場。アニメだったら、キラリーンと白い歯が光るような登場。スローモーションだし(笑) バスケ部のキャプテン・スキップ役。 今回の鑑賞でよく考えてみようと思ったモノクロ→カラー化の定義。 スキップが変化の初体験者という重要な役柄だったことに気付く。 居心地のよいモノクロの世界Pleasantvilleの最初の変化は、 バド/ディビッド(トビーくん)にメアリー・スー(リース)との交際を「やめたほうがよい」 といわれたスキップ(Paul♪)が、感情乱れたまま投げたボールがゴールからこぼれた時。 (不吉なボールとみんな近寄らないのが楽しい(笑)) 初めてカラーの変化がおとずれるのは、 スキップが恋人池でメアリー・スーに襲われ(笑)た後。 ふと近くに目をうつすと、赤いバラが。 スキップが襲われたときに脅えて、自分の身体の異変に困惑し(この世界では肉体交渉はなかった)、 恍惚の(?)表情、めちゃめちゃかわいいっす(o_ _)ノ彡☆ばんばん ここから、Pleasantvilleの一部がどんどんカラー化しはじめる。 ビル(ジェフ・ダニエルズ)に恋心を抱きはじめていた ベティママ(ジョーン・アレン)の目にはトランプがカラー化してみえる。 さらに、メアリー・スーに性体験のことを教えてもらい 自分で「体験」してみた(笑)ことで、ママのまわりが色づきだし炎が登場。 ここまででわかることは、 「感情」と「体験」がカラー化のキーポイントであるらしいこと。 そして「体験」をした人の「視覚」やその影響で”もの”がカラー化するらしいこと。 それにしても、なぜ、どちらも最初に経験したスキップがまだモノクロなのか? ということで、人物のカラー化に関しては、次いってみよ~♪ 図書館の本に文字が戻り、更に外の世界を知った若者たちが、 どんどんカラー化してくる。 ママは、市長(J.T.ウォルシュ)がパパ(ウィリアム・H・メイシー)のところに相談にきた日に いつの間にかカラー化している。 雨がふらないはずの町に、雨が降り、翌日雨があがった空に虹が。 カラーの絵を描きまくったビルがカラー化。 勉強に目覚めたメアリー・スーもカラー化。 で、前枠で書いた通り、肝心のバドくんは ママが反対派にからまれているところを助けた後にカラー化。 その後、反対派の暴動が起こり、バドとビルで壁画を描き クライマックスの法廷シーンへ。 バドの誘導尋問で、 ママを好きだと実感し、涙を流したときにパパがカラー化。 「絶対ない!」と叫んだ途端に市長もカラー化。 そして、リアクションからすると、スキップは法廷でカラー化したよう (せっかく最初に「体験」したのに~。ここまでほっとかれてかわいそう(^^ゞ) 多分、「感情」「体験」にプラス自分の「意志」が働かないと人物のカラー化は ないということなんじゃないでしょうか。 「意志」の内容は人それぞれで。 感情の吐露と意志を持つ間にタイムラグがあり、 行動を起してすぐカラー化する人としない人がいるんだな。きっと。 市長のカラー化を説明するのは難しいんだけど 人間の中には、楽しく愉快で心地よいだけでなく、マイナスのものもたくさんある。 それを自分の意志で認めてしまったことで、カラー化したのではないかしら。 多分、スキップは流されやすい性格で、いちはやく「感情」「体験」はしていたものの 法廷でバドが話している時に「なるほど~」なんて聞いているうちに やっとこさ「意志」がもちあがっちゃったんじゃないですかね(笑) 自己満足ですみません(^^ゞ すっきりした(笑) |
カラー・オブ・ハート
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桜木りこです。こんにちは!先日、DVD借りてきて『カラー・オブ・ハート』って映画を観たんですよ?。ゲイリー・ロス初監督のハートウォーミング・ドラマです。内容的には、1950年代のホームドラマ“プレザントヴィル”の世界に双子の兄妹が入り込んでしまいます。その白黒の…..