ヒトラー~最期の12日間

監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル
出演:ブルーノ・ガンツ、アレクサンドラ・マリア・ララ

余計な説明はいらないでしょう。タイトル通りの映画です。
その最期の12日間もヒトラーの側にいた、秘書のトラウドゥル・ユンゲの手記を元に描かれた映画。
(それだけではないけど。↓これが原作かな?)

時には、不快な映像をまじえながらも、淡々と進む。
特に、ヒットラーと側近が潜む場所が地下深く。
閉塞感閉塞感閉塞感。
そして一旦外に出れば、砲撃が繰り返されている。
行き場のない映像に、途中から頭痛に悩まされた(実話)
ヒトラーを対岸の悪とし、ホロコーストの悲惨さを描いたような作品は、多少見聞き読みしてきてはいた。
今回、ヒトラー側からみた、ヒトラーに焦点を当てた映画ができたということで、とても興味深く思っていました。
何事も、片側から見たのでは見えない部分があるのだから。
実際、側にいた秘書という立場の方の言葉が元になっていれば、おそらく映画内の彼女がみたヒトラー部分は、そう遠くないものではないかと思う。(ここは、手記と比べてみたいと思いますが)
ヒトラーという人間は、理性をなくした・・・人間とは何か違う特別ななにかであるような錯覚に陥っていたけれど、やはり、ヒトラーも(映画を見ても”普通の”とは言えないけれど)一人の人間であったと。
思うことはたくさんありました。でも永遠にこたえの出ないメビウスの輪におちいってしまうのをおそれるため、ネット上で戦争や善悪に関しての意見は、さしひかえさせていただきます。
おのおので観て、おのおので感じれば良いことかと。
映画には、最初と最後にユンゲ自身の言葉が出てきます。映画のすべてをかっさらうような言葉です。そういうことです。目をしっかりあけて歩いていかなくてはならないと。
彼女の手記は、なるべく早く入手したいと思いました。
ブルーノ・ガンツと言えば、大好きな映画でもあげた「ベルリン天使の詩」の天使である。天使からヒトラー。幅広い(笑)65歳で56歳を演じるのだから、少々老けたヒトラーである。
この人物を演じるのは、相当の覚悟がいっただろうな。
この作品を観るかどうか、最後まで悩みました。
オススメいただいている映画も観たかったので。
結果として、ヒトラーは、短期上映ということでしたし、やはりスクリーンで観たいと思ったので選びました。
あらためていろいろ考えなおしたり見つめなおしたりすることができ、後味は、オススメいただいた映画にかなわないと思いますが、これはこれで良かったな、と。

2 thoughts on “ヒトラー~最期の12日間

  1. がろと

    実は渋谷の映画館まで足を運んだのですが、午前中だったのにあまりの長蛇の列にあっさり諦め、他の映画を観に行ってしまったという苦い思い出が残ってしまいました。そんなわけで未見のまま。
    ついでにその映画館は整理券制になったらしいです。今更遅すぎるって!

  2. まめ

    ◆がろとさま
    知り合いがその映画館で観ようとして、
    やはり並んでいたのであきらめたと言っていました。
    真夏の炎天下に並ばせるなんて、と怒っておりましたが
    苦情が届いたのでしょうか(^^ゞ
    次回、その映画館で何か上映されても、もう大丈夫ですね
    友人に言っておきます(笑)
    映画の方は、オススメ作!といえるようなジャンルではありませんが
    少しでも興味があるようでしたら
    DVD化された折にでも、体調と相談し、覚悟の上でご覧くださいませ
    ↑すすめているんだかなんだかわかりませんね(^^ゞ

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