ワンス・アンド・フォーエバー

We Were Soldiers
注意報:辛口マーク
監督:ランダル・ウォレス
出演:メル・ギブソン、マデリーン・ストウ

いつも戦争映画を観ると考える。
エンタテイメントとしてみせたいのか
事実をみせたいのか
そして、その事実と脚色のギャップ・・・
これまで、真面目に受けとめ過ぎてしまい、そのためにコメントを避けたりしてきたけれど、
映画はドキュメンタリーでないのだから、ある程度エンタテイメントと受け取っていいのではないかと、最近思えるようになった。
もちろん、エンタテイメントとして受け取ったとしても、まるっきり事実と脚色部分に思うことがないわけではない。
んが、そこは今まで通り、受けとめる側の受けとめ方次第ということで、私はここに言及いたしません。
と前置きしておいて、本日の本題。
家族を持つ兵士たちが、ベトナム戦争へと向かう。そして激戦がはじまった。
映画としてどうだったかと考えると、なんともビミョーな位置に来る映画だったな、と。
前半たっぷり1時間近くかけて、出征前が描かれる。ムーア中佐(メル・ギブソン)は5人の子持ち、若きゲイガン中尉(クリス・クライン)は、子供が生まれたばかり。
それを後半の激戦と対比して見せているのだと思うが、ドキュメンタリー感を出すには、ご都合主義であり、中途半端に感じてしまった。ところどころでみせるベトナム側の描写もつけたしって感じ。
後半、UIP通信の記者が戦地にやってくるところで気付いたけれど、視点が一定せずにあっちゃこっちゃしてるんだな。突如、彼の視点での戦場シーンになってみたり・・・。どうせなら記者視点で全部描いたら、と思ったりした。
それにしても、邦題はどっからもってきたんでしょう。ラストの部分で、We were Soldeirsという言葉が出てきた時、あぁ、原題も残して欲しかったなぁと思いました。
「TAKEN」のジェシー役のデズモンド・ハリントンが兵士役として、ちょいと出ていたのが嬉しかった。「TAKEN」での役どころが、ベトナム帰りでヤク中というのは、ちと皮肉だが。
あと、同じ「TAKEN」組でも、「TAKEN」でトムを演じたライアン・ハーストは、こちらでは割と重要な役どころ。映画には、彼視点の部分もある。本当に普通の好青年がベトナムへかりだされた感が出ている役でした。
かっこよいヘリのパイロット役にグレッグ・キニア。惨状にオェっとしちゃったりもするけれど、ただひたすらクールに空からサポートする姿は、これまでの役で一番かっこよかったのではないでしょうか。
で、主役はメル・ギブソン。メルと言えば、私のミーハー映画人生に影響を与えた一人なので、何だかんだと、出演作は観てしまう。
(「マッドマックス」で妻子を亡くした後の、マスクもみもみシーンにやられた)
が、特にメルだからどうのという役ではなく、良き父親と頼れる上官の両立は、ある意味、憧れなのかな~と感じたくらい。
お祈りをしているときに、敵の祈りはきかないでください。
と言うような台詞が、とても複雑でした。
空しいねぇ・・・

2 thoughts on “ワンス・アンド・フォーエバー

  1. CLUBYY

    ちょうどこの映画、土曜日にテレビで放映してましたね。
    ときどきチャンネル変えながら見てました。
    ベトナム戦争の映画っていつも平和とは何かってこころの奥に思ってしまいます。
    戦士の精神状態とかきつかったのだろうか。

  2. まめ

    ◆CLUBYYさま
    平和について考えてしますよね。
    ベトナム戦争は、先に空しさがたってしまいます。
    洋楽では「19」という曲がとても印象が残っています。
    平均年齢19歳って。。。

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