きみに読む物語

THE NOTEBOOK

監督:ニック・カサヴェテス
出演:ジーナ・ローランズ、ジェームズ・ガーナー、ライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムス
絶対に、映画を観る前に内容を知りたくない!と、かたくなにこの作品の情報をさけてきました。それでも、この情報化の時代に、完全に目をそむけることができず(^^;
いくらか知ってしまったのですが、素敵な作品だと思いました。
それでも、やはり知らない方が良いと思うんで、この作品について何もご存知ない方は、どうかここは読まずに、まず観てみてください(^^)
***
なるべく核心には迫らず書こうと思ってますが
やっぱりちょっとネタバレありになるでしょうー
***
ボートをこぐ男性、ゆっくりと飛び立っていく白鳥。
最初の湖をみつめるジーナ・ローランズのシーンから、ものすごく期待してみてしまいました。
朝焼け?赤い湖の中の黒い影がなんとも素敵。
すごくきれいな夕日とか青空とかじゃなく、赤と黒を使っているのがね、なんだかツボでした。
物語は、老人ホームのような施設で、読み聞かせをする男性が、老女のもとに現れるところからはじまります。
彼が聞かせるのは、ある夏出会った17歳のアリーとノアの恋物語。
観ているこちらも、老女と同じく、アリーとノアの恋の行方が気になってしまいます。
そして、あるときふと、物語の端々に、いろんなことが発見できることに気づくんです。
その気づかせ方が、さりげなくて好きだな~
ずっとそのさりげなさのままいくのかと思ったら、その答えは、物語の中盤ではっきりと形になります。でも、だからと言って、ストーリーの勢いが弱まるわけではなく、益々切なさを増すのです。
正直、ちょっと陳腐では?と思えるシーンも端々にあったのですが、そんなのラストの展開で忘れちゃいましょう。
終盤の展開には、やられましたさ(○_ _)○
読み聞かせをする男性の今までの暮らし、そして、気持ちにくくぅ~です。
なんとも晴れ晴れとした切なさ。
素敵でした。
切なさの部分のほとんどを、ベテラン名優さんたちが、がっちりささえていました。
若い二人に、ビミョーに魅力が感じられないシーンがあったのですが、深い愛があれば、ちょっとのことには目をつぶれてしまうという現実に説得力があるんでしょう。きっと(笑)
あれま、どこかでみたことがあるノアの父ちゃん。。。と思ったら、サム・シェパードでしたか。地味ながら、彼もがっちり支えてくれてました。
他「カラー・オブ・ハート」のお母さん役で、深く印象を残したジョアン・アレンがアリーのお母さん役でご出演。読み聞かせの男性と同じく、丁寧に描かれていたことで印象に残りました。今までの人生とその思いを、いろいろと想像する余地を与えてくれるキャラクター作り、好きです(^^)
若い俳優としては、「X-MEN」のサイクロプス役のジェームズ・マーズデンが目を出して(笑)登場。
監督のニック・カサヴェテスは、ジーナ・ローランズの息子。息子が監督、母親が出演、素敵な家庭だなぁと思います
おとーちゃんの道をたどり、俳優から監督に。こんな素敵な作品を撮るようになったとは、とーちゃんも空の上で喜んでるでしょうねぇ
どこまで、原作に忠実なのか、映画では少々薄かったキャラクターには、肉付けがあるのか?こちらも原作との比較が楽しみ♪
たまには、ラブストーリーにどっぷりつかるのもいいかなぁと思ってる方へ。
やっぱり、映画っていいですね~

5 thoughts on “きみに読む物語

  1. なずともは

    うっ、うれしいです!やっとこの映画を見たという人を見つけました。私はこの映画にドップリとはまってしまい、何で私がアリーじゃないんだろうと想ってしまう程、ノアに惚れました。ノア役のライアン・ゴズリンクは最初、ミスキャスト?とも思いましたが、見るにつれて、この役はコイツで正解かな?と思えるようになったし。映画を先に見て原作本を読むとアレッ?と、思うことも沢山あるけど、まぁ、それはそれで楽しめます。それに、続編の『きみに読む物語、もうひとつの愛の奇跡』も映画化にしてほしいなぁと、思えるような作品です。もう、読みましたか?絶対にお勧めです。

  2. まめ

    ◆なずともはさま
    いや~この映画にかなりやられました!
    ライアンくんは、お顔は癒し系って感じで
    すごくハンサム!ってわけじゃないんですが
    今、私の中では、ライアン=ノア!って感じです。
    原作本はアレ?な部分もあるんですね。
    比較が益々楽しみになりました♪
    そして続編のことも教えてくださってありがとうございます
    ぜひ読んでみたいと思います(^^)
    ありがとうございました!!

  3. くりりん

    正直、ちょっとのれない映画でした(^^;)辛口になってしまいました。
    でもなんと、顔出しサイクロプスが出てたんですか?どんな役でした?ぜ?んぜん思い出せません。
     監督さん、やっぱりカサヴェテスの息子さんでしたか。お父さんと同じ経歴なんですか。お父様は「ローズマリーの赤ちゃん」で初めてお顔を知りました。なかなかです。

  4. 魔女っ子くろちゃんの映画鑑賞記録

    きみに読む物語

    ★★☆
    監督:ニック・カッサテヴェス
    主演:ライアン・ゴスリング、レイチェル・マクアダムス、ジーナ・ローランズ、ジェームズ・ガーナー
    2004年 アメリカ
     老人介護施設の窓辺に佇む女性がいた。彼女の名はアリー。認知症だった。そのアリーに毎日物語を読み聞かせる、同じく入居者の男性。彼は医者がそんなことをしても無駄だと忠告しても、ある目的のために「アリーとノアの恋物語」を読み聞かせることをやめなか…

  5. まめ

    ◆くりりんさま
    私も、ちょっとのりきれない部分がありました。
    若い二人の部分で多くそれを感じましたが、
    私は、老パートが好みです。
    この題材だったら、もっと活かせる作り方があった!
    と思うこともありましたが、
    この映画も充分素敵だと思いました(^^)
    サイクロプスは、アリーの婚約者です。
    「スーパーマンリターンズ」に引き続き、こんな役が多い人だなぁと(^^;
    あ、サイクロプスもそうか!(笑)
    TBありがとうございました♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA