嫌われ松子の一生

監督:中島哲也
出演:中谷美紀、瑛太

この原作がこういう映画になってしまうって、本当に凄いと思う。
原作は、きつい。汚い。危険。の3Kに加えて暗い。もう救いようがないくらい暗いので、ドラマ化されたときに、そのまま映像化されたときは、その重さに、途中断念したもの。
それが極彩色に彩られ、全編歌って踊ってしまう!!
まったく違った方向性の映画だけど、やはり「下妻物語」の監督だな!と思う。
ところどころに入れてくる、コネタが心憎い。
しかもそれがただ笑いに逃げているわけではなく、映画の中での必要な部分なのだと感じる。
悲惨で泥沼な松子の一生なのに、ニヤリとさせられ、そしてさらに続きをみたくなる。。。
やっぱり監督の罠にハマってしまった!!
(冒頭のクラッシックなクレジットに始まりエンディングにいたるまでの往年のハリウッド!な作りにもやられてしまった)
こう書くと、原作を無視した映像化なの?と思われちゃうかしら?
いやいや、中島カラーを加えても尚、しっかり原作に忠実に映画化してるから凄いんですよ。
監督さんの頭の中のぞいてみたいものです(笑)
時代をあらわすところどころに入るコネタ映像も心憎いっす。
時代設定どころか、異次元の世界へといざなわれている気分になる(笑)ところ、しっかり、あ。この時代なんだよね、と着地させてくれる。
そしてすごいところは、きっちり最後でホロリとさせてくれる。
後味悪くない。天晴れ。

1 thought on “嫌われ松子の一生

  1. Akinyan Blog

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