本と雑誌」カテゴリーアーカイブ

「散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道」

著:梯 久美子

『硫黄島からの手紙』を観てから、感想を書きたいと思っていたものが二つ。
まずは、そのうちのひとつ、こちらから。
読んで、かなりガツンとやられました。
これは、ぜひいろんな方に読んでいただきたい本です。
硫黄島を指揮した栗林忠道氏のことを
遺族や関係者などのインタビューや手紙をもとに検証した本。
故人を第三者が描いた本であるので、美しくまとめられている。
”美しさ”をどう判断するかは、それぞれにまかせるとして、
アメリカ側から描かれた原作本「父親たちの星条旗」(「硫黄島の星条旗」)の
まさに裏側をみることができる作品だと思う。
映画でも描かれた通り、栗林氏は、戦地に赴きながらも、
家庭人としての部分が大きい人だ。
そして、戦略家としても、足で情報を収集し、合理的に考えられる人だ。
そういう部分も、もちろん詳しく描かれているけれど、
私が一番印象に残っているのは、硫黄島に掲げられた星条旗のポール。
映画では、”星条旗をたてたいから、その辺から適当に拾ってきた、砲弾で穴があいて旗を結びつけるのにちょうどよい”という棒きれでしかありませんでした。
原作本では、それが何かは文字で表現されていました。
しかし、こちらの本を読んで、それがどんな大きな意味を持つものかが、わかるのです。
島の過酷な状況下で準備に準備を重ねて、戦いへと突入していったその過程は、(ついでに言うと、栗林氏自身のことも)「硫黄島からの手紙」では、描ききれてはいないと思う。
もちろん、ピックアップする視点の違いだから、それを批判するつもりはないけれどね。
映画だけの方には、ぜひ補足に読んでいただきたいな~と思います。
それにしても、この映画の資料をいくつか読んだりみたりしたけれども、
最前線に立つ人のほとんどが戦争に反対している。
いろいろ資料に、これが原因だ、あれが原因だ、書かれているけれど、
なぜに太平洋戦争をしなくてはならなかったのか、永遠の謎です。
もちろん、理由はひとつではないけれど。
原因追求しても仕方ないので、二度と繰り返さないこと、ですね。

ノベライズ「イルマーレ」

脚本:ヨ・ジナ
著:山下 慧

簡単に。
ハリウッドリメイク版の映画「イルマーレ」を観てから、
オリジナルも観なくては!と思っていたのですが、
結局、ノベライズから手を出してしまった。
本を読んでいるだけで、静謐な雰囲気が伝わってくる。
ハリウッド版の映画とは、まったく違った世界が広がっているのは、間違いない。
オリジナルの方が、ちょっとした情景、小道具、会話の積み重ねが、じんわりと胸にせまってくる気がした。
特に違いがあると言われていたエンディングは、やはりハリウッドはハリウッドらしいエンディングで、過程は楽しんだけれど、そこがちょっとなぁと思ったものですが、オリジナルは、なんとも味わい深い。
これがアジアとハリウッドの違いだな。と実感させられる二つの作品ですね。
ハリウッド版はハリウッド版でよかったけれどね、先にオリジナルを観た方は、複雑だったろうな~と(笑)
やっぱり、映像も観なくては!

海外ドラマベストセレクション100 完全保存版


またまた海外ドラマムック本が出てました♪
先ほど本屋さんでゲット。
ってこれでいいんかな(爆)
↑ロッカーにしまってきてしまったらしい。
24やLOSTやプリズン・ブレイクなどから、
80年代70年代60年代50年代と幅広く海外ドラマをちょっとづつ紹介しております~
***
読んでコレ!という記事があったらまた追記いたします(^^)
まずは覚書欄

↑これも気になる。どんな本なんでしょ
(追記)
60年代のSF特集でした。わからんっ(^^;
http://www.yosensha.co.jp/products/4862480942/

硫黄島の星条旗/ジェイムズ・ブラッドリー


ジェイムズ・ブラッドリー/ロン・パワーズ
訳:島田三蔵
映画「父親たちの星条旗」をご覧になられた方は、是非読んでいただきたい本です。
映画の原作、元となったドキュメントもの。
映画は、国債ツアーの方を中心に、時間軸をいったりきたりしていましたが、本では、時系列なのでとてもわかりやすいです。
位置関係も、地図や写真を間間に挿入しているので、理解しながら読み進めることができます。
ジェイムズ・ブラッドリーが当時の人たちにインタビューして構成した戦闘シーンは、映画よりも臨場感があるのでは?
(もちろん監督は、そこだけに重点を置きたくなかったはずで意図的なのでしょうし、映画の中で凄惨な現場は、充分伝わりましたが。)
そして、彼らのその後の人生についても
映画でもやもやしていた部分があったならば、それはかなり吹き飛ぶのではないでしょうか。(もちろん事実は変わりませんが)
この本に描かれている日本の部分(あまり多くはない)が「硫黄島からの手紙」にどう反映されていくのか、かなり興味深いです。
本を読んで、映画への思いがかわった部分がありました。
「硫黄島からの手紙」を見たら、また違った感想を持つことでしょう。
3つそろって、完成作なのでは?と思いはじめていますので、今は簡単にして、「硫黄島からの手紙」の公開を待ちたいと思います
あれれ?こっちは何だ?訳者が違うバージョン?

小説「LOST運命の啓示」ノベライズ「LOST」Vol.5


原案:ジェフリー・リーバー、J.J.エイブラムス、デイモン・リンデロフ
著:フランク・トンプソン
訳:大城光子
オリジナルノベル三部作の最後の作品。
今回は、アーティスト・ジェフにスポットがあてられる。
オリジナル三作のうちで、展開や過去との組み合わせで、一番ひきこまれました。
(それは主役が32歳の男性だからかも・・・)
それも途中まででしたが(^^;
ロックやハーリー、マイケルなどテレビメンバーも、ジェフと一緒に行動したため、
そこそこ登場する。
ただ、テレビのあのシーンの間に、こういうことをやっていたんだ、
というのはちょっと想像しにくい。
TVと小説の世界観がビミョーに違ってる気がします
結局のところ、「運命の啓示」というタイトルから連想されるように、
ロックさんの世界。
つまりは、夢や幻想、現実離れした方向に行ってしまうんですよね。
結局のところ”この島だから”なオチに、ちょっぴりがっかり。
しかし、それは最初からわかってたことだもんね(笑)
***

原案:ジェフリー・リーバー、J.J.エイブラムス、デイモン・リンデロフ
翻訳:入間眞
ついでに「LOST」Vol.5の紹介も。
ノベライズもこれで完結です
21.悲しみの記憶
22.タイムカプセル
23.迫りくる脅威
24.暗黒地帯
25.漆黒の闇
5冊すべてを読み終えて、みる”時間がない方には、読んで「LOST」の世界に触れられる、
ヒジョーに忠実な、ノベライズ版だったと思います。
そういった意味では、みてしまった方には、少々ものたりない気もするかも知れません。
映像では、彼らの心情は、役者さんの表現にすべてがかかっている。
それが文字化しているので、やっぱりこう思っていたんだ。あれ?こう思っていたの?という楽しみはあります♪
そして、マニアックな読み方をすると、今回いくつかみつけたのですが、ビミョーに構成の違いをみつけることができます。
(あとがきにもありましたが、ノベライズ版は、シナリオの決定稿をもとに書いているそうですので、現場でかわった部分や編集でかわった部分がある、とのこと)
なんだかんだと、映像と小説の比較をするのが大好きなので、これからシーズン2と進んでいっても、きっと買って読んじゃうだろうな~

小説「きみに読む物語~もうひとつの愛の奇跡」/ニコラス・スパークス

作:ニコラス・スパークス
訳:雨沢泰

映画「きみに読む物語」の原作「きみに読む物語」の続編です。
原作「きみに読む物語」感想はこちら
映画「きみに読む物語」感想はこちら
「きみに読む物語」の原題は、THE NOTEBOOK、
そして続編の原題はTHE WEDDING。
今回の続編は、前作の主人公ノアとアリーの娘のジェーンとその夫ウィルソンが中心。
ウィルソンは56歳。
結婚記念日を忘れたことで、ジェーンと心が離れていくことに気づく中、
二人の娘、アリソン(だったかな)が結婚を決意。
結婚式に向けて、彼らの心は・・・
感想をすごく書きたいんですけど、絶対に内容にふれちゃいけないと思うんで、
やられた!!良かった!!とだけ。
今回、ノアは脇で登場。(映画をごらんになった方は、アレ?と思われるかしら)
結婚記念日を忘れたことで、ジェーンががっくり来て、ウィルソンが自分の過ちに気づき、なおしていくのですが、それが、表面だけの行いではなく、自然な形で努力し、自分を磨いていくのが、とても素敵だな~と思いました。
その過程はもちろん、素敵エンディングが待っていて、ラブストーリーでありながら、ファンタジー性を持つそのバランスが素敵な作品だと思いました(^^)
さて、このストーリー、私が好みの男優さん、女優さん(残念ながら名前が思い出せない!エクボがかわいい方)を思い浮かべて読みました。50代以上の恋愛って、ちょっと日本で考えると、こっぱずかしくて(爆)想像しにくいし、私としては苦手な分野だと思っていたのですが(実は、そのせいで、序盤なかなかスピードがあがらなかった(^^;)、素敵な男優さん女優さんで想像すると、なかなか♪

ノベライズ「LOST」SEASON1 VOL.3


原案:
ジェフリー・リーバー
J.J.エイブラムス
デイモン・リンデロフ
翻訳:入間眞
VOL.3には
「見えない足跡」(ジャック)
「ケースの中の過去」(ケイト)
「絆」(ブーン&シャノン)
「運命の子」(マイケル&ウォルト)
「守るべきもの」(チャーリー)
の5編が入っています。
基本的には、ドラマに忠実なので、目新しい発見はありませんが、
ドラマ視聴時、ちょっと忙しくて斜めみだった時期も重なり
ピンときてない部分がいくつかすっきりしました
マイケルが、ロックから遠ざけるわけは、意地になってるものだと思いこんでいたけど、
ウォルトが、特別な子だと感じつつあったマイケルが、
特別な子から遠ざけたいと思う気持が大きかったのかな。
そうそう、どこで出たくだりか忘れてしまいましたが、
ジンが子どもへ特別の思いを持ってるって?
ドラマでそんなことありましたっけ?
吹替えにかなりなれてしまっているので、
訳で、ん?と思うこともたまにありました。
たとえば、ハーリーが
「いつもスティーブと間違ってごめんね」
そんなかわいいハーリーがすきなんだけど、
ノベライズでは
「いつもおたくのことをスティーブと間違って本当にすまなかった。」
ハーリーじゃないっ(爆)
そんな違和感も、楽しみ(?)つつ、たまにある発見に、
やっぱり続きもノベライズで読みたいな~と思いました。

小説「LOST隠された自己」

作:キャシー・ハプカ、ジェフリー・リーバー、J.J.エイブラムス、デイモン・リンデロフ
訳:大城光子

TVドラマシリーズ「LOST」第二弾。
墜落後の生存者48人の中の、ドラマ以外の登場人物にスポットをあてる。
こちらも、TV同様、現在とフラッシュ交互にみせて、メインのキャラクターをほりさげていく。
小説LOST絶滅危惧種の記事はこちら
ノベライズLOST VOL1の記事はこちら
ノベライズLOST VOL2の記事はこちら
今回メインとなったのは、心理学を学ぶ大学生・デクスター・クロス。
前回メインとなったフェイスも、協力者も、今回はまったく出てこない。
今回の方が、一作目よりも、TVドラマの出演者とのふれあいが多いような気がしました。
(特に、デクスターの恋人と似てるということで、シャノンとブーンが結構登場してたかな)
他の人たちが、あのとき、あのシーンで、ジャックを、ケイトを、ハーリーをetc.どうみているのか、興味深く読ませていただいた。
あと、なぜか、登場の少ないソーヤーが、デクスターの気持ちに影響を与えたり(笑)
あとは、島には相変わらず不思議な力があったり・・・
そういうドラマと重なる部分を楽しみました。
前回は、女性がメインということで、のりきれませんでしたが、
今回は、大学生の男の子~
ちょっとだけテンションがあがりました(笑)
フラッシュと現在の関係も、一作目よりは、バランスが良かったように感じました。
でも、やっぱり前回同様、フラッシュの意外性とキャラクターに力がたりなく、私は、ストーリー自体にのめりこむことができなかったかな~
ドラマを知ってるだけに、自分が期待しすぎちゃってるのかな(^^;これからは、TVメインキャラクターの部分を楽しみにしよう(笑)

うさうさ~右脳左脳占い


そんな本が売れてたとは知らなんだ。
今、ちょいとTVでやっていた「人間これでいいのだ」でみていたら
指をくんだとき下になる手、腕をくんだときに下になる手、で判断できるそう。
指組下右=腕組下左はうさ脳(インプット直感的→アウトプット理論的)
指組下右=腕組下右はうう脳(直感的→直感的)
指組下左=腕組下右はさう脳(理論的→直感的)
指組下左=腕組下左はささ脳(理論的→理論的
といった感じ。
で、やってみたら、どうやっても出てしまうのねぇ。
マイペースなうう脳。
B型はうう脳になる運命だったりして?(爆)
まぁ、わかってたけどさ。実際出るとねぇ(- -;)
ちょっと気になる本。
まず立ち読みしてこよう(こら)