コミック」カテゴリーアーカイブ

ダンシング・ジェネレーション/槙村さとる

別コミがBANANA FISHなら別マは槙村さとる!
一度は通るスポ根漫画道。女の子なら「アタックナンバー1(古)」「エースをねらえ!」なんぞが定番であろう。私の場合は、ダンスやスケート、バレエなど美しい方向のスポ根にいったようだ。
物語は、昔バレエをやっていた女子高生の愛子が、NYダンシングカンパニーのオーディションに友達のつきそいでついていくところからはじまる。
そこで、ダンサー神崎に目をつけられ、またダンスの道へ戻ることに。NYダンシングカンパニーの試験は全員が落選。しかし、同じオーディションを受けた、慎ちゃんをはじめ、”とにかく踊れるダンスチーム”を作りたいという神崎のもと、レッスンがはじまる。夢はNY!
目が顔の半分をしめるようなデフォルメした漫画が多かった中、きれいな肢体を完璧に描く槙村さんの絵が好きだった。特に踊りという、ハダカみたいなかっこで、全身をあらわさなくちゃならないから、正確なデッサン力がないと。
そして、チームの危機、親の反対、NYとの実力の差、さまざまな問題を抱えて、それでも高く飛ぼうとする主人公に、自分を投影して楽しむのである。これがスポ根の醍醐味っしょう(* ̄m ̄*)

BANANA FISH/吉田秋生

去年、むしょうに読みたくなった漫画、それはこの作品。
(きっかけはなんだったんでしょう。無事文庫版で全巻入手いたしました)
そして、しつこく別コミを買い続けた理由もこれにあります。
最終話を見届けてから、買うのをやめようと思いながら10年くらい買い続けたんじゃないかしら。

正直、吉田秋生さんの絵は、最初嫌いだったのです。
別コミでその前にやっていた吉田さんの連載は確か「吉祥天女」。
ちょっと怖い怨念がおんねん~みたいな女性が出てくる漫画は
その頃の年代の私には、おどろおどろしく感じたもので、飛ばし読みしてました(^^ゞ
そして「BANANA FISH」がスタート。
スタート当初は、やはりとっつきにくいハードボイルド路線の絵柄だった。
しかし、毎月読むごとに、すっかりBFの世界にどっぷりハマり出してしまったのです。

ストーリーは、日本からきた純粋な英二がNYのストリートキッズのボス・アッシュと出会い、「バナナ・フィッシュ」の謎を追う。
ストリートキッズたちも、二人を追う、警察やらマフィア系やらチャイニーズ系やら殺し屋系やら、魅力的なキャラクター満載。
とにかく、ストーリー展開がすごいな、と。まさか、少女漫画で(しかも平和な別コミで)本格的なハードボイルド路線の漫画がみられるとは思わなかった。

絵柄が好きな漫画は数多くあったけれど(もちろん、プラスストーリーも重要ですが)、ストーリーだけにハマったのは、はじめてだったんじゃないかしら。
回を追うごとに、絵柄も、少女漫画らしくなり、読みやすくなったのも大きな原因のひとつかも知れませんが。
(今みると、最初と最後、別人だ(^^ゞ)

容姿端麗、頭脳明晰のアッシュが、日本人のごく普通の少年にだけ心を通わせる。多分、私自身が、英二になったつもりで読んでたんだな(笑)

長年続けると、ラストの処理の仕方が、ヒジョーに難しくなるのは、漫画だけに限らずどんなジャンルでも一緒だ。
この漫画も、これだけ続けて、ラストど~するんだ~という気持ちがあった。
そして、そのラスト。

ここまでひっぱって、これだけみごとにまとめた手腕はすごい!と思った。もちろん、希望からして他の道はなかったのか?と考えたい部分もある。でも、この作品、このキャラクターたちに、みごとなまでにぴったりなラストを作り上げたもんだと、感心しきり。

一旦終わってから、数年後の”その後”の短編がある。
「光の庭」
この作品があったことで、自分も救われた気分があり、ここまで描いてくれたことを、感謝しています。

しかし、後日談、「YASHA-夜叉-」に、BFのキャラクターが出ているからと読んでみたら、チャイニーズのボスになった李月龍が既に他界してたりして、ちょっと悲しかった。(しかも、出てきもしない(^_^;))その後、チャイニーズのボスになったシンの後日談は嬉しかったけどね。(「光の庭」のことをちゃんと受けている)でも、顔が違うんで、ちょっと違和感があったかな。

続編登場は、嬉しいけど、あの頃の気持ちはそっとしておいて、という気持ちのが強いのが事実かな。

漫画枠増設

限られた数の作品しか持っていないので、おそらくすぐに打ち止めになるであろうジャンルだけど、挑戦してみることに。
小さい頃から、とにかく外で遊ぶより「読む」ことが好きだった。そして、読書と同じくらい、漫画も好きだった。
また、大きいおねえちゃんたち(いとこや知り合いの)に囲まれて育ってきた私は、遊びに行くと、まず、漫画を交換したものである。
自分はなかよし、おねえちゃんは別マと別コミ
いとこのおねえちゃんちは花とゆめとララ
知り合いのおねえちゃんちは週マとぶーけ
今思うとかなりのジャンルを網羅してましたねぇ(笑)
はじめて漫画を買ったのは、小学校1年生のときに「なかよし」を。
そして、漫画離れは、洋楽や洋画が好きになった頃から。(別枠で書くけれど、例外で別コミだけは、だいぶ買い続けました)
ある一定の年齢から、「漫画を買うのは恥ずかしい~」なんて気持ちが出たのは事実。
実際、誰に対して恥ずかしいのだ?本屋は嬉しいし、まわりは誰も気にしない。
自意識過剰のその気持ちは、若気の至りということで許してください(^^ゞ
さて、離れてからん十ん年たった今(正確には去年)、急に昔好きだった漫画を読みたくなってしまった。古いものだから、とあきらめていたけれど、最近は文庫版で、旧作もどんどん出版していることを知ったから。(気付くのが遅い(^^ゞ)
ということで、ほんの少々ですが買い揃えた旧作のお話をボチボチさせていただこうかと思っています。