今度、南相馬出身の役を映画で演じる事になり、生の方言が聞きたくて、
先週、福島へ出かけました。
飯館村の酪農家だった長谷川健一さんご夫婦に案内して頂き、
南相馬、飯館、伊達の避難所を回りました。
ドキュメンタリーでは何度も目にしていた、美しく静かな飯館村。
人影は除染作業員だけ。
車に載せた線量計は窓を開けるとピピピ…とうるさく響きます。
先に除染されたモデル地区の線量も戻ってしまったとか。
それでも除染は続けられ、行き場のない線量の多い大量の土が
方々に山積みされています。
長谷川さん曰く「仮置き場が見つからないから、ここは仮仮置き場」の前で、切ない記念写真。
ほんとにせつないですね。
5月にたまたま、ナターシャ・グジーというウクライナ出身の女性ボーカリスト
のコンサートに行きました。
彼女はチェルノブイリから3.5キロの村に生まれ、避難民となり
日本に来て、また、Fukushima に遭遇してしまいました。
彼女の歌う『いつも何度でも(「千と千尋の神隠し」より)を聴くと
地図から消えたふるさとの村へのレクイエムにきこえました。
ほんとにせつないですね。
5月にたまたま、ナターシャ・グジーというウクライナ出身の女性ボーカリスト
のコンサートに行きました。
彼女はチェルノブイリから3.5キロの村に生まれ、避難民となり
日本に来て、また、Fukushima に遭遇してしまいました。
彼女の歌う『いつも何度でも(「千と千尋の神隠し」より)を聴くと
地図から消えたふるさとの村へのレクイエムにきこえました。